千葉県の収用法と収用委員会
今まで千葉県は、成田抗争以来、収用委員会が解散しておりました。
４年ほど前に今の堂本知事が、館山道で最後まで反対をしている、地権者達を相手にして、解決策として収用委員会を再開したのです。
この委員会の再開を決議する議会のときは、成田空港の反対派が、押しかけてくることを想定して、機動隊が県庁を守るため、多数動員されました。
しかし、懸念された騒動は起きませんでした。このことで堂本知事は、千葉県の中で差別をつくるような方向の提案をもって収めたのです。
『成田のみ話し合いで解決する』という方法で、『他の地区は収用法を適用します』でした。この件にも国交省が絡んでいます。
だから千葉県も収用法の適用が出来るのですが、今回の件では、千葉県も市原市も国交省側（千葉国）に原因?があることなので、出来れば県民・市民の立場を理解して何とか収用法の適用を避けたい意向であったのです。
まして市原市に於いては、過去に収用法適用の例がないので、汚点を付けたくなかったのです。
だから今後について話し合いを、行う必要があるのです。何としても我々と千葉国の和解を、進めることが必要なのです。
